結構前だけど
ジョーカー2観てきた
ずいぶん賛否が分かれているようで、失敗作っていう評価も多いけど、ここ最近見た映画の中で1番よかった☝️
がっつりネタバレ含みます
ハーレークイーンとジョーカーがどんぱちやる映画を期待したらまじでつまんないかも。
内省的な映画でしっとりしててよかった。
心象風景で描かれてるのがわかるから、突然歌い出してもそんなに違和感ないし。
ガリッガリに痩せた俳優さんもすごいな…。寿命だいぶ削っちゃってそう。。
最後ジョーカーが死んだ時に
ああああぁぁ、そういうことか…と。
たまにこういうのがあるから、映画はやっぱりいいな〜と思う。
最後に、ジョーカーではなく、アーサーに戻った主人公。
それは許せないと、ジョーカーを信奉してた囚人に刺されて死亡。
そうか、このジョーカーは、あのジョーカーの父だったのか…。
たしかに今バットマンが5歳くらいと考えると、このままいけばバットマンとジョーカーが対峙する時は、ジョーカーはヨボヨボのおじいちゃんになってるもんね。。よく考えればたしかに、、なんだが、全然想定してなかった…w
秋葉原の無差別殺人事件の裁判で、派遣労働者が奮起したのだと加藤死刑囚を応援する傍聴者が押し寄せたけど、公判が進むにつれて、どうやら動機は個人的なネット掲示板での出来事だったらしいということがわかって、あれ違うなって、さーっと波が引いていったという話を思い出した。
勝手に神格化してしまう。
でも、あのラストは辛かった…。
社会から見放されて、目も当てられないような孤独な光景も、このあと最高にかっこよくて最悪のヴィランになるからまぁ、と思って観てたけど、あのまま死亡エンドはちょっと救われない…。
アーサーを取り戻したと考えても、うーん、救われないよね。
結局ジョーカーしか見ていない、誰もアーサーを見ていないという慟哭。それほどに不思議な魅力でもある。
みんな
自分の中に
誰かの中に
ジョーカーを見る
そんな作品
あの映画の中で、1番淀みなく狂ってたのは、ガガ様だったね。あの母親に育てられたら、そりゃああなりますわ。🃏
いい映画でした。