ちょっと前だけど
あまりにも気持ちが動いたので先日ちらっとかいたけど、改めてレビュー
2023.3.17
横浜シンフォニエッタ
指揮:山田和樹
曲:ブラームス ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン 7番
kitara に数日前からドーンとおいてある気合ぶり
いやー本当にすばらしかった。
心を動かされる演奏だった。
私は何を聞かされているんだろう?っていうベト7で、あおるあおる(笑)
あまりのできごとにクスって笑ってしまうレベルだった。
俗っぽいといえば、そうなんだけど、
みんなで真面目にふざけている演奏で本当に楽しかった。もうみんなベト7も聴き慣れてるし、クセ強のベト7ありだった。ライブならではの演出。
会場大盛り上がりw
ベト7でこんなに会場沸くと思わなかった
山田和樹さん、ポスターの画像から、勝手に辻井伸行さんみたいなキャラを想像してたんだけど、喋る喋る。こんなに喋る指揮者初めて見た。
そこから、この楽団の設立の話とか、札幌の演奏会への思いを聞いて、人柄が伝わってきたのもすごく良かった。
演奏終わった後、拍手喝采
アンコールなんと
ベト2 4楽章全部(笑)
すごかったの!
あおるあおる、オーバーな演出で、音が停止するところで、指揮者が「ドヤ」な顔でチラっとこっちむいて会場から笑いが(笑)
それをちゃんと2回やるっていう。
なんという高尚なギャグ
音楽で笑わすって本当にすごい。そして笑った。
演奏者たちが、かみて、しもて、後ろの観客にも挨拶してくれて、最後は手を降ってさようなら。
このまえ札響が指揮者の合図無視してたけど、そんな空気考えられない、演奏者と指揮者の信頼関係。
もう拍手喝采、会場の一体感がすごくて、終わった後もしばらく熱が冷めず・・・。
funnyな方のおもしろさでいうと、過去一番だったし、しばらくこれを超えられる演奏会はなさそう。ベト7ってこんないい曲だったんだ・・と。
札幌のいいところは、素晴らしいホールでプロオケの演奏を聞けることだけど、どうしても他の楽団の演奏を聞く機会あんまりないんだよね。
今度関東のプロオケと、広島交響楽団の演奏ききたいなー。