研修でその子を見た時、私はこの子を好きになると思った。
きっとこの子も、私のことを好きになると思った。
私の研修をするときのポリシーとして、生徒さんを好きとか嫌いとかそういう土俵にのせないというものがある。
この人のこと、嫌いだな、苦手だなって思うと、体が反応しちゃうから、どれだけ気をつけていても言動のはしばしに出てきてしまうんだよね。
だから、どれだけ自分が苦手な相手だったとしても、研修が終わるまでは、好き、とか嫌い、とか考えないようにしている。
なので、今回私はその子に対して、あえて一線を引いていた。じゃないとすごい仲良くなると思ったし、仲良くなったら、見えなくなってしまうものがあるから。
もうひとつポリシーとして、研修が終わったら、生徒さんを公平に扱うことをやめると言うものがある。
贔屓をしよう、とはしないけど、贔屓をしないようにしようとは思わない。
ということで、そろそろ研修も終盤なので、面談して、あえて一線を引いていたんだよって言ったら、嬉しい〜私も好きです♡って言われて笑った。そのほかもろもろどういうところが信頼できて好きだという告白(?)を聞いて、それは意識的にしてることだったから、わりと嬉しかった。
やはり私の嗅覚は間違ってなかった。
私の仲良い子に、年下で天然な子が多い。
私の周りに多いなって思ってたけど、多いんじゃなくて私が好きだったんだなと気づいた。
そういう統計でいくと、もれなく男性が好きな男性から嫌われるっていう傾向にも最近気がついた。何故w